2021年 新教科書になって‥
皆さん、2021年度!
今年度から中学校の教科書が新しく変わり、
評価の観点も全教科3観点になったのはご存じでしょうか??
この大改訂、英語にとっては最悪です。
ホントに‥‥‥
私は校内で、学習に関する研究部長をしている関係上、学習指導要領(国が出している学習の目標やねらいや評価などが書かれているもの)を読む機会が多いんです。
確かに文部科学省の言っていることは正しいんですよ。次世代を担う子供たちにとっては大事なことが書かれていて、評価の仕方も素晴らしいんですよ!
ただ、私から一言。。。
現場のことホントに分かってます??
英語科教員にとってホントに悩ましい大改訂ですよ!特に今回は!
はっきり言います。文科省の目指していることができるのは、エリートがそろう中学校のみです。絶対にできませんよ。。。。。特に評価、、、、
1つ目!教科書の単語増えすぎ!!
覚えるべき単語は少ないとは言いますが、あれだけ大学入試で出てくるような単語を出してしまったら嫌になりますよそれは。。。。
2つ目! 評価どうするの?
簡単に言いますと、他の教科は純粋に、3観点で評価すればよいのです。
ただですよ、英語のみ3観点×5項目 の15項目を評価しないといけません。
多忙を極める現場の中、それは無理です。。。国が考えているのは理想です。
入試やテストが変わらないと、授業も変わらない。とよく言われていますが、今の業者のテストはどうなのか?‥
業者のテストなど変わるかな?と思いましたが、何ら変わりありません‥ということはテストを作る業者さんさえも困っているのです。
定期テストは今まで以上に工夫して作ってみましたが、あまりにも変わりすぎて、正直さらに英語嫌いは増えそうですね~
とにかく英語お手上げの子には、点数を一切取らせない。ようなテストにシフトしていきます。ってか苦手な子、取れないんですよ。そんな内容になっていってるんです。
私は今回の改定に恐ろしさを感じます。
ホントにこれでよいのか??今までの文法がちがち(薄まってはいますが)のほうが良かったのでは?
とつくづく思います。
英語が得意な生徒には、とても良い改訂であることはまちがいありません。
ただ、低位、低中位、中位ぐらいの生徒を救えないような改訂になってきているのではないかと心から思います。
いろんな生徒が入り混じる大規模公立中学校を見てください!
今回は、教育関係以外の方々にも読んでほしかったので、簡単に書きましたが、
もっと詳しいこと、深い事を話したい方、共感してくださる方、一緒に話しましょうよ!今後の日本の英語教育どうなってくの????
保護者の方もぜひ、今のうちに危機感を持っていただけると良いと思います。
私は中学生向けの英語塾をつくりたい!
初期段階でつまずかないように!英語を感覚的にではなく、なるほど~っと理解しながら学んでいってほしい。
その「なるほど~」が中学生にとっては、効くんですよ。そういう年齢です。そう感じています。
小学校勤務の経験もあるので、小学校で英語どこまでできればいいの~?ってところを次書きますね!
小学校も5、6年生は教科になりましたもんね。
それではまた! いつもまとまりなくて申し訳ない。。。。
どどーーーーーーーーーっと毎日書いています。